拘束


不適な笑い声

目隠しのむこうから響いてくる

冷たい手が躰に触れる

幽かに漂う煙草の匂い

ヤメテ タスケテ ダレカ ハヤク タスケテ

私の口は掠れた声しか発せない

不適な息遣い

目隠しのむこうが見えてくる

紫煙の中、私を見下ろす独裁者...

私がアイシタ タイセツナヒト でした